肌の病気 乾癬の原因はストレス? 接触でうつる事はある?

先日、インスタグラムで道端アンジェリカさんが、乾癬( かんせん )という皮膚の病気を持っていると公表された事で、一気に「 乾癬とは? 」 と話題になりましたね。 私の父も長年乾癬に苦しんでいる事から、今回のニュースはとても興味深いものでした。 乾癬という皮膚病をよく知らない方のために、乾癬について簡単にまとめてみました。

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肌の病気 乾癬ってどんな症状が出るの?

乾癬( かんせん )ってあんまり聞き馴染みのない皮膚病なので、今回の道端アンジェリカさんが公表されたのをキッカケに知る事になったという方も多いでしょうね。 冒頭にも書きましたが、私の父親は中学生くらいの頃から、この乾癬に苦しんでいて、それは今も続いています。 ただ、乾癬という皮膚病だと知ったのは大人になってからで、それまではずっと病院に行っても、乾燥による肌荒れのようなものかな...と曖昧な診断で、乾燥を抑える塗り薬を処方してもらうだけだったようです。

乾癬の主な症状は、皮膚が赤く腫れ上がったり、分厚く層のように重なった皮膚がめくれて、フケのようにポロポロめくれます。 人によってはアトピーのように強い痒みがあるようですが、痒みが出ない場合もあります。 症状は顔や頭皮、全身の皮膚にあらわれます。 私の父親の場合は、顔にはほとんど出ていないのですが、お腹や背中が特にひどく、若い頃は水泳などで肌を見せるのがすごく嫌で、乾癬が原因で「 うつるから触るな 」とか、心無い中傷を受けた事もあるようです。

アトピーなどは肘や膝の内側の皮膚の柔らかい部分に出る事が多いですが、初期症状として乾癬は肘や膝などの皮膚の堅い部分に出る事が多く、40代以上の方が発症しやすいようです。 これまで、肌トラブルとは無縁だったって方が、急にこの乾癬を発症するってケースもあるんです。 日本では30万人 ~ 50万人の患者数がいると言われていますが、乾癬だと認知していない方ももちろんおられるでしょうし、実際はもう少し多いかもしれませんね。

どうしてフケのように剥がれてくるの?

通常の人の肌のターンオーバー( 皮膚細胞の生まれ変わり )の周期は、だいたい28日 ~ 40日で、じっくり時間をかけて新しい皮膚を作り、古い皮膚を押し上げていき、最後は垢になって剥がれ落ちていくのですが、乾癬の人の場合、このターンオーバーの周期が約4日 ~ 5日 と大変短い期間で繰り返されるので、まだしっかりとした皮膚が完成していないのに、表皮に押し上げられてしまうため、肌表面が弱く免疫力も低いので、肌が炎症を起こしてしまい、赤く腫れ上がったり、再生された皮膚がどんどん重なって乾燥してフケのようにペロペロと剥がれてきてしまうんです。

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乾癬の原因はストレスによるものが大きいの?

乾癬は慢性皮膚疾患の一つですが、ハッキリとした原因はまだ解明されておらず、今も原因と治療方法が研究されているところです。 さまざまな要因が重なって発症するケースが多いようですが、ストレスも一つの原因と考えられています。

また肥満気味の方も発症するケースが多いらしく、高カロリーの食事や肉類なども控えた方がいいです。 ただ、うちの父親は全く肥満体質ではないですし、道端アンジェリカさんももちろん太っておられないし、日頃から食事や運動にもかなり気を使っておられるので、肥満体質の人だけに限った事でないのは確かですね。

乾癬の治療方法は?

原因がハッキリ解明されていないため、治療方法についてもまだこれといったものがなく、治療に関してはその症状に応じた塗り薬を処方されたり紫外線照射など、医師の判断による対症療法しかありません。 うちの父親の場合も、大人になって乾癬という皮膚病だと分かってからも、それまでの治療方法と何か大きく変わったという事もなく、ただ単に病名が分かったというだけだったようです。

道端アンジェリカさんも実践されているようですが、早寝早起きなど規則的な生活習慣を身に付けていく事も大切ですし、飲酒や刺激の強いものを摂取するのも控えた方がいいです。 大きくストレスを抱え込むと症状がひどくなる事もあるようなので、あまり神経質になりすぎず、ゆったりした気持ちで症状と向き合っていく事も大切だと思います。

乾癬はうつる病気なの?

うちの父親は学生の時に、「 うつるから触るな 」 と言われた事があるようですが、これは間違いで、乾癬は絶対に感染しません。 だから、一緒にお風呂やプールに入ったり、肌が接触してうつるって事はありません。

ただ、親子間で遺伝的に体質を受け継いでしまう事はあります。 とは言っても、遺伝する確率は5%程とかなり低いですし、実際、私の兄弟は5人いますが、誰1人、乾癬にはなっていません。( 今後、発症する可能性がゼロではありませんが )

身近に乾癬の人がいても、間違った認識で傷付けてしまう事がないようにしてほしいです。 乾癬は絶対に他人にはうつる事はありません!

まとめ

うちの父親の場合は男性ですし、日頃あまり見えないお腹や背中に症状が出ているので、年もとった事もあって、今は昔ほど悩んではいないようですが、道端アンジェリカさんのように若くて、しかも人に見られる職業の人や女性の場合は特に深刻な悩みだと思います。 ただ、今後、また研究が進む事で乾癬の原因や治療法も解明されていくでしょうし、まずは私たちが正しい認識を持って理解を深めていくって事も大切ですね。