ひどいくせ毛に悩み、長年、美容院で縮毛矯正に通っている方だったら、1度は 「 自宅で安く簡単に縮毛矯正できたらいいのに 」 って思った事があるのではないでしょうか? 私自身もくせ毛に悩み、長年、美容院に通って、高い縮毛矯正を施術し続けているので、その気持ち、めちゃくちゃよく分かります。 自宅でやる縮毛矯正、はたして自分でも失敗しないやり方のコツはあるのか? まとめてみました。
縮毛矯正は自宅でやると失敗する?
ドラッグストアなんかに行くと、自宅でできる縮毛矯正のキットなんかが売ってたりするのを見ますが、正直、自宅で自分で簡単にできるのものなら、それでやってしまいたいって思いますよね。 縮毛矯正は安い店でも1万円~ 平均的には、だいたい2 ~ 3万円 くらい施術費用がかかるのが普通ですから、2・3ヶ月 ~ 半年くらいのペースで施術しようと思うと、この出費はイタイなぁと感じるのも当然です。
プロの美容師さんの中でも、縮毛矯正の技術が未熟で失敗してしまう人がいるほどですから、はっきり言って、どんな良い薬剤を使っても、素人が失敗せずに施術するっていうのは至難の業だと思います。 プロは、個々の髪質や傷み具合、くせの度合いに合わせて、薬剤や放置時間の調整など、しっかり見ながら施術しているので、縮毛矯正は、やっぱりこれまで得た経験と習得してきた技術が無いと、難しいです。
私が自宅で実際にやってみた体験談
かなり昔の事ですが、美容院へ行く料金をケチってドラッグストアで売っている縮毛矯正剤を使って、自分でやってみた事があります。 その結果、見事に失敗しました(泣) 髪が傷んでいたという事もあるし、自宅矯正が初めての体験で自分の髪だとどのくらいの放置時間がベストかも分かっていなかったし、薬剤うんぬんではなく、完全に自分の技術不足です。 こんな事なら始めから美容院でやってもらえば良かったーって後悔するくらい、髪はバシバシ、水に濡らすとトロトロ、傷みがひどく、日ごとに切れ毛が頻発...最悪でした。
ずいぶん昔の話ですから、今の市販の薬剤だと傷みの出にくく素人でも失敗しないような縮毛矯正剤になっていますが、「 安く済ましたいから 」 と、安易に自分でやってしまって失敗してしまうと、その後の髪のケアがめちゃくちゃ大変です。 自宅でやる場合は、しっかりと説明書を読んで知識をちゃんと付けた上でやるようにしましょう。 最初は前髪だけ...とか部分的にやってみるといいですよ!
縮毛矯正 自宅でのやり方は?
縮毛矯正の薬剤の種類にもよりますが、まず基本はしっかりと説明書を読むことです。放置時間についても、指定された放置時間を守るのは当然ですが、自宅で初めて施術するなら指定された時間よりも少し短めに終わらせる方がいいです。 髪が傷んでいれば特に!! 美容院で縮毛矯正をされた経験のある方なら経験があるでしょうが、1剤を塗布してからも、美容師さんが何度か髪の軟化状態をチェックしにこられますよね? 長く放置しすぎると髪がひどく傷んでしまうこともあるので、注意して下さい。
1剤を洗い流した後、髪をドライヤーで乾かしてから、アイロンでまっすぐ伸ばし、2剤を塗布しますが、この時重要なポイントは、1剤が髪に残らないように、しっかり洗い流すこと!! 髪に1剤が残ったままだと髪がトロトロに溶けてしまう危険性があります。 また、アイロン前の髪はしっかりと乾かすこと!! 中途半端な乾かし方で髪が湿った状態のままだと、アイロン熱によって加水分解を引き起こしてしまう可能性があります。
2剤を塗布したあとも、しっかりと放置時間を守り、同じく薬剤が髪に残らないように、しっかり洗い流すことです。 その後は、毛先を中心にトリートメントをしっかりして、トリートメントを流した後は髪をしっかりと乾燥させます。 縮毛矯正後の髪は不安定な状態にあるので、すぐに耳にかけたり結んだりしてはいけません。 変にくせが付いてしまいます。
最近のお気に入りの縮毛矯正剤
最近の私がいつも使っている業務用縮毛矯正剤がこれです。
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1剤 と 2剤 と前処理剤 もセットになっています。 前処理剤は縮毛矯正前に、あらかじめ毛先など傷みやすい部分や既に髪にダメージがあるところに塗って、傷みを軽減させる保護剤です。 これ塗ってると塗っていないのとでは全然違うので、初めて購入される場合は、必ず前処理剤もセットのものを買っておく方がいいです。 少量しか使わないので、次回からの注文からは1剤 と 2剤 のセットだけで大丈夫です。
もともと通っていた美容院で使われていたのが、リシオという縮毛矯正剤だったのでこれをチョイスしましたが、私の髪には相性が良いみたい^^ 硬い髪質、撥水毛( 水をはじく髪 )用の SH( スーパーハード ) と、健康毛用の H( ハード )、ダメージ毛用の N( ノーマル ) の3種類あるのですが、私は比較的クセの弱い前髪には N( ノーマル )、クセの強い後ろ髪には H( ハード ) と、使い分けしています。 初めて自宅で縮毛矯正されるって方には、ダメージ毛用の N( ノーマル )がいいかなって思います^^
縮毛矯正 自宅でやるコツは?
自宅での縮毛矯正のやり方を簡単に書きましたが、厳密に言うと、ここで簡単に説明できるほど単純ではない注意点や技術がたくさんあります。 それくらい縮毛矯正は難しいし、何万円も支払ってプロにやってもらうだけの高い技術を要します。
自宅でやるコツと言うと、放置時間を短めに ( 短すぎると完全に伸びないので。その見極めが難しい ) する事と、できるなら手先の器用な友人や家族に手伝ってもらう事です。 アイロン や 薬剤の塗布など後頭部などは自分でやるのはすごく大変です。
1剤、2剤の洗い流しを十分に行うこと、アイロン前の乾燥をしっかりすることも、自宅で縮毛矯正をやるうえで抑えておくポイントです。 施術後の髪のケアも念入りに行うようにしましょう。
まとめ
何度も言いますが、自宅で縮毛矯正をするのは簡単ではありません。 国家資格を持つプロが、練習と勉強を重ねて習得している技術ですから、当然といえば当然ですが...私自身は、自分が失敗していることもあり、あまり強くおすすめしたくありません。 傷んでどうしようもなくなって後悔する可能性もあるので、できれば少し高いお金を払ってでも、美容院へ行って施術してもらうのが1番です。 くせ毛を改善するシャンプーもあるので、自宅矯正はちょっと・・・と思う方は、そちらが安全です。

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