食事のダイエットにはいくつか種類がありますが、大きく分けてダイエットの種類は2種類に分かれます。1つはカロリー制限でもう1つは糖質制限です。今回はこの2つのダイエット方法についてお話していきたいと思います。
ダイエットでカロリー制限
ダイエットでカロリー制限する方法は色々な情報が出ているので知っている人も多いかと思います。あまりよく知らない方に簡単にご説明しますね。
エネルギー= カロリー
人は身体を動かすためにエネルギーを使用したり食事から取っています。このエネルギーをカロリーと呼んでいて、消費カロリー、摂取カロリーというように言います。
摂取カロリーが多いと脂肪に
人の身体は消費カロリーよりも摂取カロリーが多いと余分なカロリーを溜めます。溜まった分は中性脂肪になりそこから内臓脂肪や皮下脂肪に変わります。消費カロリーが多い場合は脂肪にならず、体内の脂肪をエネルギーに代えます。つまり脂肪が減ります。
カロリー制限とは?
カロリー制限は消費カロリーよりも摂取カロリーを少なくして脂肪を減らすやり方です。摂取カロリーを減らすだけではなく、運動などで消費カロリーを増やすこともカロリー制限になります。
ダイエット糖質制限
糖質制限が流行りだしたのは2015年ぐらいからです。特に某トレーニングジムのTVCMや芸能人のダイエットで話題を呼び、効果の高さからこの方法でダイエットする人が増えました。ダイエット以外にも糖尿病の人にも効果があります。簡単ですがご説明しますね。
糖質と血糖値
糖質を摂ると血液に糖が入りの血糖値を上昇させます。この血糖は脳や筋肉など身体のエネルギーとして使われます。しかし一気に血糖値が上昇した場合はインスリンというホルモンが分泌され血糖値を下げます。
血糖値の急上昇と下降
血糖値が正常範囲内で上がったり下がったりする場合は問題がありません。でも糖質を大量に摂取して使用できていない場合は急激に上昇しその後急下降します。その際の下降幅が大きいと空腹を感じるようになりますし余分な血糖は中性脂肪として蓄えられます。
糖質の取り方を調整する
血糖値の上昇が太る原因になっているので、糖質の摂取量を調整することで血糖値の上昇を抑えてダイエットすることが糖質制限の方法です。
カロリー制限と糖質制限どちらが効果が高い?
では、カロリー制限と糖質制限のどちらが効果が高いのでしょう? 実は、この2つは似ているようでかなり違うダイエット方法です。どちらが良いダイエットかというよりも、どちらのダイエットが向いているかという方が重要かもしれません。
カロリー制限が向いている人
カロリー制限は運動も含めてカロリーの量を調整します。カロリーを摂取し過ぎないようにするだけなので、運動ができる方や甘いものが我慢できない方に向いています。
糖質制限が向いている人
糖質制限は基本的に食事がメインになります。運動ができないほど太ってしまっている人やご高齢の方に向いています。ただ問題としては甘いものをほぼ食べれなくなるので糖分を我慢できるかどうかがポイントになります。
糖質制限の方が効果が早くわかる
カロリー制限も糖質制限もどちらも続けていれば必ずダイエットはできます。どちらの方が早く効果がでるかというと糖質制限になります。これは血糖値のコントロールをダイレクトにしているのが糖質制限だからです。
糖質制限は難しい
ここまで糖質制限のメリットを多く伝えましたが、糖質制限はかなり難しい方法です。糖質は脳や筋肉のエネルギーとして使われています。詳しく知らずに糖質だけを抜くと倦怠感やめまいを起こす可能性があります。糖質の代わりに脂質を取らないといけません。その脂質も何でも良いという訳ではないです。サプリメントなどからも多く摂取することになります。
本格的な糖質制限は費用がかさむ
本格的な糖質制限ダイエットはとにかくお金がかかります。炭水化物を減らして脂質やタンパク質を増やします。またサプリメントも常時服用するので、お金に余裕のある人にしかおすすめしません。
カロリー制限と糖質制限の良い所を取る
3食のうち1食だけ糖質をできるだけ減らすという方法もあります。そうすることで糖質の摂取を抑えてカロリーと血糖値のコントロールをします。あとはできるだけ甘いものを控えます。ジュースは血糖値が上がりやすいのでおすすめできませんが、お菓子は食べ過ぎないことと、そのカロリー分を把握して1日の摂取カロリーをコントロールできれば食べても良いと思います。


まとめ
カロリー制限も糖質制限も正しい方法でダイエットができれば必ず体重は減っていきます。そのダイエットが正しいか間違っているかは、自分の感覚を頼ってください。辛いと思うのは何かが間違っています。身体は正直です慣れた身体の状態から変化が大きいと身体は異常反応を起こします。自分の身体です大切に扱ってあげてくださいね^^
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